6月4日厚労省は、平成25年人口動態調査の結果を公表しています。
その中の離婚について、簡単にまとめてみました。
詳細は、厚生労働省人口動態調査
平成25年度の離婚件数は、23万1334組で、前年の23万5406組より4022組減少し、離婚率(人口千対)は1.84で、前年の1.87を若干下回りました。
離婚件数は、平成14年の28万9836組をピークに年々減少してきています。
同居期間別(5年毎)の離婚件数では、「5年未満」が7万4034件と最も多く全体の約26%をしめます。この5年未満が最も多い傾向は、継続したものです。
各期間別とも、「30年以上」を除き、減少しています。離婚件数が減少傾向の中で、「30年以上」が唯一増加傾向にあります。
(その他関連統計)
・婚姻件数は減少66万594組で、前年の66万8869組より8275組減少し、婚姻率(人口千対)は5.3で前年と同率であった。
・出生数102万9800人で、前年の103万7231人より7431人減少した。
・合計特殊出生率
1.43で、前年の1.41を上回った。
1.43で、前年の1.41を上回った。
過去最低であった平成17年の1.26より増えているとはいえ微増である。
なお、合計特殊出生率は「15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの」で、一人の女性がその年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子どもの数に相当するものである。
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弁護士 面川 典子(おもかわのりこ) http://www.ovlo-law.jp
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