2013年5月21日火曜日

交通事故と示談交渉ー交通事故死者の約半数は高齢者

昨年の交通事故死者数は、4411人と、 過去最悪だった昭和45年の1万6765人に比
べ、約4分の1近くまで減少しましたが、事故の発生件数は約67万件と、約3割の止まっ
ています。特に高齢者の割合は、年々増加傾向にあります。

 ◎平成24年交通事故の発生件数(警察庁交通局発表 )
         発生件数    66万5,138件     
         死傷者数    82万9,807人
         死者数           4,411人 
   
(高齢者の事故)
死者数を年齢別に見ていくと、65歳以上の高齢者が約半数近くにも及びます。
運転免許保有者が高齢化し相対的に高齢者が増加してはいますが、高齢者の事故数は
10年前の約1.4倍 、75歳以上では約2倍にも増えています。  高齢者の死亡事故にお
いては、約半数が歩行中の事故と、被害者になることが多いです。
高齢者が、被害者になってしまったとき、事故当時の記憶が曖昧であったり、記憶がない
にもかかわらず、自己に非があることを認めてしまうこともあると言われています。
事故当日の供述は、事実関係の認定では重視されますので、落ち着いた、慎重な対応が
必要です。

(示談交渉に際して)
交通事故の加害者になってしまったときは、加入している保険会社が、被害者と交渉をし
ます。
一方、被害者になったときは、ご自身で、保険会社又は保険会社の代理人である弁護士
と交渉することになります。 一度、交通事故示談書に、サインをしてしまうと、これを取り
消すことは相当に困難になります。交通事故の示談交渉には、難しい法律問題を含むこ
とがありますので、弁護士に相談されることをお勧めします。

当事務所でも、交通事故問題に取り組んでいますので、どうぞご相談ください。
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弁護士 面川 典子(おもかわのりこ)  http://www.ovlo-law.jp